PIERA

1899年、パドヴァ、Giovanni Martellozzoがワイン醸造を始める.孫娘Pieraは29歳のある夜、父親の「お前に任せる」という言葉とともに事業を引き継ぐことになる。その後のPieraの活躍はめざましく、1998年にはBIOの分野にも関心を持ち、イタリアでBIOの将来を信じた最初の人物でもあった。新しいことを探し求めて各地を飛びまわりながら、スパークリングワインの新しい製造方法を常に研究し、地元土着種をよみがえさせた。


CASCINA MONDATOR

ヴェネト州のクストーザの戦いで有名なクストーザのタンブリーノ・サルドの丘を登ったところにワイナリーはあります。現在のオーナーは4代目。代々続くブドウ栽培、ワイン製造を守り続けている小規模の家族経営ワイナリーでブドウの剪定も摘み取りもすべて手作業で行っています。バルドリーノ地域は、イタリア最大の湖「ガルダ湖」東岸にあって、なだらかな丘陵地に多くの葡萄畑が連なる風光明媚なエリアです。


Cantina Vignaioli Elvio Pertinace

1972年末から1973年初頭に、TreisoのPertinaceという小さな村でCantina Vignaioli Elvio Pertinaceが誕生しました。 Mario Barbero(マリオ・バルベーロ)氏の提案による協同組合形式のワイナリーで、友人のブドウ栽培家12名が参加してのスタートでした。それぞれの経験を活かし、自分たちのブドウから優れた品質のワインを造ろうという熱い想いを胸に団結。現在では8,000ヘクトリットルのワイン生産量が可能な施設を整え、醸造用の発酵槽もステンレス製、セメント製、木製を利用しています。また瓶熟成用の空間もあり、総量2,400〜2,500ヘクトリットルもの瓶熟成が可能。21世紀の今、将来を見据え、ブドウ栽培からワイン醸造、瓶詰め、そして出荷といった一連の作業を、さらに大規模に展開できるよう、さらなる敷地拡大と設備導入を検討しています。


GILDO

ワイナリーはスロヴェニアとの国境と並行するように南北にのびる丘陵地帯コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ地域にあります。ワイナリーのGILDOはファミリーの祖父Ermenegildo(エルメネジルド、愛称はGildoジルド)の名前が由来、現在は子供へ孫へとワイナリーの仕事は引き継がれています。棚田でのグイヨー・ダブル式のブドウ栽培地が25ヘクタールという家族経営のワイナリーですが、手作業で大切にブドウを育てています。昔ながらの方法と、最新設備、技術を併用することで、フリウリ地方の特性を活かしたワイン、そしGildoならではというこだわりを感じられるワインが誕生します。


BARACCONE

アルプスが遠くに見え、大自然の美しいパノラマが楽しめるポンテ・デッローリオの丘陵地帯にワイナリーBaracconeがあります。 ワイン造りは1900年代前半からスタート、Baracconeという名前はポンテ・デッローリオのフォリニャーノにある地名からと地名の他にこの地方には昔から、サーカス団、旅回りの劇団一座などが興行してまわって いました。Baracconeとは、この地方の方言で回転木馬(メリーゴーランド)を意味するため、曲芸師を デザインしたシンボルをワイナリーのロゴに利用しています。 ミクロクリマに恵まれた土地で女性オーナーが家族と共に丁寧なワインを作り続けています。


Tenuta Grimani

ワイナリーはレッシーニ山の麓に広がるロンカ地方にあります。この土地は17世紀にヴェネツィア共和国のドージェ(国家元首)を輩出した由緒あるグリマーニ一家が所有。その子孫でもある現在のオーナーの祖父ピエトロ氏が、1900年代初頭に昔から白ブドウ栽培に適したこの土地で、絶え間ない努力と投資を続けてきました。この土地伝統のソアヴェに加えピノ・グリージョ、カベルネ、メルローなどを栽培。祖父の代から父の代、そして子の代へと伝統は受け継がれ、高品質のワインを造っています。


Le Bignele

創業は1818年、今年195年目を迎えるワイナリーの

ぶどう畑は標高300メートルにあり、栽培から醸造までを

ルイジ氏とアンジェロ氏兄弟の家族経営で行われています。

ぶどうは丁寧に手摘み後、アパッシメント(陰干し)を

約120日間、その後圧搾し醸造されヴァルポリチェッラの

アマローネが誕生します。ブドウ本来のポテンシャルを

最大限に引き出すことを一番に考え、丁寧なワイン造りを行っています。

 


Tenuta San Mauro

幻のワイナリーの登場です。知る人ぞ知る秘密のワイナリー。

近年注目を集めているピエモンテ州のランゲ・モンフェッラート地方

カスタニョーレ・ランツェにワイナリーはあります。

昔堅気にハイクオリティなバルバレスコのみ製造。

国内でも購入が困難と言われているバルバレスコです。

 


CASA VINICOLA CARLO GROSSO&FIGLI

現在の経営は三代目。初代は100年前にさかのぼり、当時製造していたワインはヴァチカン市国とも取引がありました。中世の面影を残すMontaldeo(モンタルデオ) 近郊に位置し、ワイナリー周囲にはLa Conchettaと いう谷が広がり、そこでブドウが栽培されています。現在の経営者は三代続くこの「遺産」と、100年以上の歴史を受け継ぎ、ワイン製造に励んでいます。 ワイナリーは構造的に大きく2つに分けられ、1つは昔からの作りで、1800年代にまでさかのぼる。当時のレンガや石を目にすることができ、独特の雰囲気をかもしだす中でワインの試飲が可能である。もう一方は現代最新の醸造機械が設置されています。


Azienda Vitivinicola Traversa

ピエモンテ州バルバレスコ、ランゲ地区に1834年から続くワイナリー。ピエモンテ州はイタリアワイン最大の生産地域として知られております。3000万年前、ピエモンテ州は海の中にあり、海中の沈殿物などにより土壌にミネラルが多く含まれており、素晴らしいワインの大切な要素の一つになっております。現在Traversaは風光明媚な場所として知られるこの地域で数百年に及び、家族経営を続けており、マダムの手書きによるワインラベルも素敵です。

 


Azienda Agricola Monzio Compagnoni

ロンバルディア州 1987年にワイナリー誕生 Cenate Sottoの丘が広がる地域に、ハイクオリティのワインを生産することを目標に、フランチャコルタ地方の醸造家と共に始め、建築学の面からも、醸造の面からも、最新設備を整えたといえるワイナリーが完成。レストランやホテル、インテリア製造などファミリーで多角経営を行っています。


Cantine del Garda Visconti
ロンバルディア州 ガルダ湖畔デセンツァーノで1909年よりワイン製造を始めました。現在もファミリーによってワイン製造は引き継がれており、Trebbiano(地元ではTurbianaと呼ばれる)を利用したワインが1967年にDOCに昇格。ガルダ湖のDOCで、Viscontiの現オーナーの曽祖父にあたるFranco Visconti氏がDOC LUGANAを誕生させた人物。現在ではラベルに公共施設を用いることは禁止されていますが、禁止になる前から使用している港のラベルも有名。そういう歴史的背景からもViscontiのワイナリーとしての名は地元では古くから知られております。 “Lugana Visconti(ルガーナ・ヴィスコンティ)”の名は1970年代に、現社長であるフランコ氏によって高められ、次の世代に引き継がれています。


Cantina Sociale Bergamasca

1957年にベルガモ地域の成長と革新のためのセンターとして設立。現在150に及ぶ仲間が参加しメルロー、カベルネ ・ ソーヴィニヨン、ピノ ・ ビアンコ、 ピノ ・ グリージョ、シャルドネ、モスカートなどそれぞれの丘で栽培され、さまざまな素晴らしいワイン作りが行われています。地下室は、数種の木の樽で2000hlのワインが管理されワイナリーツアーの中でもワインヤード見学は大変な人気です。


Azienda Agricola Malibran di Favrel Maurizio

ヴェネト州トレヴィーゾ県、プロセッコの本場、プロセッコ街道と呼ばれる地にワイナリーはあります。祖父グレゴリオが1900年代に醸造を開始、現在家族3人を中心に経営。ワイナリータイトルの横には「ワインは自然と果実からの賜物・・・土地、水、太陽、ブドウ、すべてがそろってはじめてMalibranのプロセッコが誕生する」と書かれています。


Societa Agricola Giavitto Paolo

森の中のワイナリーと呼ばれているGiavittoは1942年に創業。スロヴェニアとの国境近くのフリウリ地方東部、グリヴォ川沿いのファエディス地方にあります。敷地内には樫や栗、アカシア、ブナなどの森林の中、12の区域に分かれてブドウ畑が広がっています。品質管理を高く評価されているワイナリーです。

 


Societa Agricola Anselmi

 

1500年代にヴェネツィア人によって建設された要塞の町ポチェニア。

カルスト湧泉が源流のステッラ川はフリウリ・ラティサーナDOC地方を流れ、ワイナリーのブドウ栽培畑を潤しています。アドリア海にも近く、ブドウ栽培には最適なミクロクリマ(微気候)を生み出す塩気を含んだ暖かいそよ風に吹かれてブドウは育ちます。

ウーディネ近郊のこの地域にブドウ栽培の理想の地を見出し1928フリウリ・ラティサーナDOCで有名であるこの地にワイナリーを創業。

現在3代目が丁寧な仕事と情熱でブドウ栽培からワイン醸造に取り組んでいます。